宗教色の強い仏式の葬儀、葬式とお経の意味

亡くなられた時に葬儀や葬式を行うわけですが、其の時に実際の運営の仕方というのが第一番に問題となり大事な事は言うまでもありません。 ただ、特に子供たちには葬式を行うことは何故行うのかという基本的な疑問もあるでしょう。 今回はそれらの葬式や葬儀の基本的な意味について述べてみましょう。

普通に葬儀を行うには、其の形式としては宗教的意味合いが第一とされていて、普通に行うのは仏式であるが、実は日本古来の神式や舶来のキリスト教式の方法だってあるのです。 又、無宗教の場合もあるのですが、この場合も一般的には仏教形式になります。

特に、仏式でも初めて葬式を出す場合は宗旨が判らず慌てるケースもあり、こんな時は早目に郷里や本家などに確認を取っておくことも大切です。 宗派によっては仕来たりの違いがあり、場合によってはお寺での埋葬が困難になる場合もありますし、仏の名前である戒名等にも現れてしまいます。

特に、仏式の場合はお坊さんを呼んでお経を挙げてもらうという特色があります。 実はこのお経というのは故人の、死んだ人のために教えを説かれたのではなく、我々、生きている人のために本当の幸せになれる道を教えてくれるもので、其の教えが書き残されたのが経文でありお経なのであります。 つまり死んだ人のためではなく、生きている人のためです。 

葬儀・葬式に故人のペットを伴うのは可能か

故人が可愛がっていた愛犬がいるのであれば、遺族も故人の気持ちをくみ取り、ペットも葬儀・葬式へ同伴させたい思いも出てきます。近年日本ではペットブームが続いており、多くの家庭で犬や猫などを飼っていて、動物と言えどももはや家族の一員です。厳粛な雰囲気の中で行われる葬儀・葬式に、動物はご法度の印象がありますが、全ての葬儀会場で断られるわけではありません。一部の葬儀場に限定はされますが、葬儀・葬式にペットを伴うことを許可するケースもあるためです。事前に葬儀場にペットを、葬儀・葬式に連れて行っても良いか、必ず確認をするようにします。可能な場合でもOKな動物の種類や大きさなどもありますし、ケージに入れたままか出してよいかなども質問は必要です。運よくペット同伴で良い葬儀場に巡り合えたとしても、必ず同伴規則があるため守らなければなりません。ルールは葬儀場により異なりますが、ペットのしつけも普段からきちんとしておくことです。

葬儀のマナーもきちんと抑えることが重要

葬儀については、いつあるのかわからないのでそのマナーについて十分に知っておくことが重要です。そこでマナーが違っていると、大変な恥をかいてしまう事になります。特にしめやかに行う場所なので、そのマナーに反することは許されないのです。

まずなんといっても気をつけたいのは、服装です。喪服を準備しておくことが重要です。レンタルをすることもできますが、レンタルをする時間もないと思うこともあるので、やっぱり一つは準備していつも持参をしておくようにします。

それは服装に限らず、持ち物やバッグに関しても同じことが言えます。だいたい喪服を買う時にバッグや靴なども一緒に販売していることが多いのでその時に揃えるといいですね。わからない時には、店員さんに聞くこともできます。店員さんは、その点について知識が豊富なので安心して買うことができます。

また、葬儀に参加するときのマナーも大事です。お焼香の仕方や玉串の使い方などを知っておきましょう。