お墓のお供えは食べるか持ち帰るかの選択を

お墓にお供え物をするときには、お線香やお花は大前提の、お墓参りに持参するアイテムです。

故人の好んでいたお菓子類、飲料やお酒などを持って行くこともあります。持参をするお供え物の準備は万端にしてお墓へ向かいますが、お墓参り後の片付けを完璧にすることも大切です。昔は食べ物などお墓にお供えした飲食物は、持ち帰らないのが暗黙のルールでした。

今とは違い昔は、飢えている人が少なくはなく、食べ物に困る人たちへの施しと考えられていたためです。現代は一転して必ずお供え品は、持ち帰るのがマナーであり、そのまま置きっぱなしにすると問題が生じます。

人間が食べておいしいものを、他の生き物が狙わないはずがありません。常に監視の目を光らせる、カラスなどにとっては絶好の獲物です。人間がお墓から立ち去れば、早速食べ荒らしてしまいます。カラスの襲撃が無くても、飲食品は腐りますし、容器が錆びたりして墓石にダメージを与えるばかりです。

お墓参りのお供えはその場で皆で食べるか、もしくは持ち帰るようにします。