ひい爺ちゃんの意を組み海洋葬にしました

 こんにちは。僕は29歳の男性です。職業としては現在、自営業(フリーランス)として活動しております。そんな僕は昔から、旧日本海軍の軍艦や航空機が大好きです。

 僕がそれらが好きなのは、ひい爺ちゃんの影響です。ひい爺ちゃんは昔、旧日本海軍軍人であり戦艦「霧島」に乗艦していたようです。

 現に「霧島」時代の軍服やら手記等を見ると、「霧島」の名前が頻繁に使われておりました。その他には「金剛」「榛名」「比叡」や空母「赤城」「飛龍」、巡洋艦や駆逐艦の名前が書かれておりました。

 このような手記を見ると、「本当に戦争ってあったんだ」と再認識させられるものです。

 そして、ひい爺ちゃんが病院のベッドの上で僕の手を握り、「俺が死んだら海洋葬にしてくれ」と言われました。その3日後にひい爺ちゃんは天に召しました。

 通夜~告別式~火葬等をして、僕は「みんなちょっと待って!実はひい爺ちゃんは・・・」と、身内やら親戚に海洋葬にして欲しいと言っていた旨を伝えました。

 そうするとすぐにOKを貰いました。

 その後、葬儀社さん等とやり取りをしてから、指定された海にひい爺ちゃんの骨を散骨しました。

 これでやっとひい爺ちゃんも戦友のいる海へ戻っていきました。

 ひい爺ちゃんは、最期まで海軍軍人だったと思います。

 敬礼!